どんな船を作り、その船が浮いている海の風景をイメージしながらアイデアを描いていきます。
動きのある海賊船、
海の中の様子もおもしろい、
船の周りで飛び跳ねるイルカがいて楽しそう、これはおもしろいお話になりそうで楽しみ、
船と海のイメージが決まったら船作りです。
海のウォーターラインより上に見える船を作ります。
船の種類はたくさんあり、漁船、帆船、客船、ヨット、クルーザー、軍艦、海賊船などいろいろな中から選びます。作る船の種類によって作り方も様々です。
材料はバルサ材を使い、カッターとやすりで形を作っていきます。カッターを使えない幼稚園児と低学年の人は船首などは粘土を使い形を作ります。
その中で漁船の船体の作り方を説明していきます。
材料は厚さ5ミリ〜10ミリのバルサ材を使い図面のように4枚カットしていきます
カットしたバルサ材を接着
船首部分をカッターで削り、紙やすりで仕上げて
船首の外と内の形を整えていきます
幼稚園児と低学年は厚さ13ミリのファルカタ材を2枚と4ミリのバルサ材で高さを取り
船首部分に粘土を付けて形を整え、紙やすりで仕上げていきます
漁船以外の船は20ミリ、30ミリのバルサ材をそれぞれの船の図面通りに切り、
船首、船尾をカッターで削って紙やすりで形を整えていきます。
これはヨットの船体のバルサ材を削っているところ
彫刻刀も使い
船体が仕上がれば、船上の部品も図面と合わせながら正確に作ったり、好きなように木を切って接着してと自由です
部品が仕上がったらジェッソを塗ってアクリル絵の具で色を付け、自分で切った帆や旗なども付けて出来上がり
次は海を作っていきます。ラワンベニヤの上にアルミホイルで静かな海、嵐の海、いろいろな海の表情を表現していきます。
アルミホイルなので幼稚園児にも簡単に波が作れるのです。
アルミホイルの波ができたら粘土のどべを塗って
アクリル絵具で海色を塗って
海に船を浮かべ、粘土などで作った飛び跳ねているイルカ、
並んで泳いでいるイルカ、
星の高さ、
雲の位置を決めて取り付け、完成!